ご多分に漏れずクラッシック音楽に興味を持ち始めたころによく聴いていたのがビバルディの「四季」
初めて買ったのがこれまた定番のイ・ムジチ合奏団、ヴァイオリン独奏はアーヨのもので当時は高校生だったので中古を購入。
これを飽きずに毎日のように聴いていたたせいか「四季」は卒業
そのつもりだったのですが、中古屋さんで面白そうなのを見ると安さにつられてつい手にとってしまったものが何枚かあります。
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つまり手元にある「四季」は全部中古ということになります
パウムガルトナー指揮 ルツェルン合奏団のものとグリュミー独奏のものはジャケ買い、ソチエタ・コレルリ盤とパールマン盤はなぜ買ったのかを覚えていません(^^ゞ

そのうち確か長岡鉄男氏が推薦していたグリュミオー盤をファイルの整理がてら聴いてみました。ただし全曲ではなくて「春」と「夏」だけ
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ヴァイオリン独奏はもちろんグリュミオーでオケはアルパド・ゲレッツという人が指揮したソリスト・ロマンドとなっています。スイス・ロマンド管弦楽団のメンバーによる室内合奏団でしょうか?
1978年 スイス ショードフォンでの録音
やはりグリュミオーが独奏となると、この「四季」が良くも悪くもヴァイオリン協奏曲の様相を呈するするのは仕方ないでしょう
イ・ムジチなどの軽快で明るい合奏ではなくてややシンフォニック。
中央に表情豊かで大柄なヴァイオリンが定位するのでその感がより強くなります
まぁとにかく室内合奏団による爽やかなな演奏とはやや趣が異なりますが、逆に言うとそういう演奏に飽きた人にはいいかも??
久しぶり聴いた「四季」
「春」と「夏」だけでしたが楽しく聴けました